ちいけん(地域医療研究会)のご紹介🐶☘️7(最終回)

こんにちは!前部長の医学科6年の島田です!

部員持ち回りで更新してきましたが今回で最終回になります!

(↑地味に今年、知事から活動を表彰されたちいけんです)


今までのちいけんの部活紹介を見てどういう部活かってはっきりわかりましたか?

えっ!?わからない?


そう思ったあなた、正解です😘


なぜならちいけん部員一人一人地域医療に対する考え方が違うからです。

例えば「この地域ではもっと訪問診療をやるべきじゃないかって先生に提案しよう」って思う人もいれば、「この地域で医者は一人しかいないのに訪問診療に力入れ過ぎたら外来が破綻してしまう」と考える人もいます。

どちらもとても正しい考え方です。間違いはありません。地域は訪問診療を求めているし、Dr.の負担を増やすわけにもいきません。


(↑地味に学会で賞を取ったりもしてます)


地域では医療資源が限られます。都会のように(ここで言う都会は松江、出雲です)CTもMRIもありません。放射線技師さんもいないので医者が自分でX線撮影をしていたりもします(その現場を見させてもらったこともあります。)

限られた医療資源や資金、人口でいかに地域の方々のくらしをよくするかを議論すると先述のX線撮影を自分でするような工夫が必然的に必要になります。ですのでちいけん部員とディスカッションすると必然とたくさんのアプローチが出てきます。

(↑古民家のいろりでバーベキューしながら地域の診療所の先生と真剣トーク中)


各部員の地域へのアプローチも千差万別です。

現部長は「ゆる体操」という全身の力をゆるめる体操を広めることで地域の健康を守ろうというアプローチを取っています。僕や院生の吉田さんは健康に関する劇をすることで健康問題を身近に感じてもらおうとしていたりします。他にも漢方や東洋医学的なアプローチを取ろうとしたり、生活習慣病に着目している人がいたり、部員の考え方は本当に様々です。

(↑ゆる体操を地域の住民に指導中の部長)

これだけ聞くと部員みんなバラバラな印象を持つかもしれないですが、部員同士とても仲が良いです。それに皆これだけは共通で「地域のために何かしてあげたい」という気持ちを持っています。「ちいけん」=「おせっかい部」なのかもしれません。つまりどういうことか?先輩は皆、鬼やさしいですよ😚


最初の話に戻りますが、ちいけんは何をやっているかわからないというのは逆に言えば必ずやるべきことは決まっていないということです。決まっていることは夏に弥栄で合宿することだけです。一年生でも提案したことはすぐ採用されます。他大の地域医療や総合診療に興味のある学生と交流したり、弥栄以外の地域で講演会したりもできます(活動実績あり)

(↑以前ちいけん主催で島根で中国地方プライマリケア交流会を開催しました)

一年生のうちからちいけんでやりたいことを見つけるなんて無理(´;ω;`)ってあなたもまずは一緒に夏の合宿に行ってみませんか?授業では絶対に経験できない地域医療の現状が見れますよ😊


入部は各種SNSのDMから受け付けてます!

気軽にどうぞ✨

ツイッター
https://twitter.com/Chiiken_Shimane

インスタグラム
https://www.instagram.com/chiikenshimane/?hl=ja


バックナンバー

第一回https://shimaneshinkan.amebaownd.com/posts/8023327

第二回https://shimaneshinkan.amebaownd.com/posts/8036241

第三回https://shimaneshinkan.amebaownd.com/posts/8048057

第四回https://shimaneshinkan.amebaownd.com/posts/8057925

第五回https://shimaneshinkan.amebaownd.com/posts/8077682

第六回https://shimaneshinkan.amebaownd.com/posts/8086354