有機化学入門 【第二版】

前期の医科基礎化学および後期の生体物質科学で指定される(はず)の教科書。

高校の化学の教科書と同じくらいの大きさと重さで、そんなに重たいわけではない。

内容はとても興味深いが、基礎的な部分から話が入るので、最初の数章を突破する事が難しい。(ちなみに、基礎という言葉は決して簡単という意味ではなく、むしろ難しい事の方が多い)

授業との関連で言えば、レジュメが配られるので、全てを読み切る必要はない。もちろん、読むに越した事はない。ガイダンスでの案内を待って良い。

物理生物選択で受験した筆者にとっては、これまでのどの医学書よりも理解し難いというのが正直な所だが、ほとんどの人は化学を選択しているはずなので、ある程度の前提知識を持って読めると思う。

令和二年 島根大学医学部新入生歓迎会